一般事業主行動計画
2023年06月30日更新
次世代育成支援対策推進法に基づく行動計画
ワーク・ライフ・バランスを実現する環境を整備する事により、全ての社員が『仕事』と『仕事以外の生活』の両方を充実さながら働き続ける事を目標に、女性・男性社員の双方が個々のパフォーマンスを十二分に発揮し活躍出来る職場環境を構築するため、下記に示す行動計画を策定する。
1.計画期間
令和4年8月10日 ~ 令和8年8月9日までの4年間
2.内容
【目標1】
所定外労働時間を25%削減する。
▶ 令和3年度の所定外労働時間の平均430時間を基準に平均320時間以下に削減する
フレックスタイム制度を導入し、ワーク・ライフ・バランスの実現を図る一方で、就業時間を業務に合わせて柔軟に選択可能にする事で所定外労働時間の削減を図る。
[対策]
・令和 4年 8月~ 所定外労働時間の実態の把握
・令和 4年 9月~ 部署、担当者毎の業務フローを検証し、最適な勤務体制を構築する
・令和 4年 11月~ 勤務管理システムを導入し、リアルタイムに勤務状態を管理する環境を整備する
・令和 5年 1月~ 管理者を対象に所定外労働時間の削減についての勤怠管理研修を実施
【目標2】フレックスタイム制度を導入し、ワーク・ライフ・バランスの実現を図る。
[対策]
・令和 4年 9月~ 各部署の業務フロー、社員のニーズに対するフレックスタイム制度の検討
・令和 4年 11月~ フレックスタイム制度導入対象者の検討及び、抽出
・令和 4年 12月~ フレックスタイム制度の策定
・令和 5年 2月~ フレックスタイム制度導入前の労使検討会の実施
・令和 5年 3月~ フレックスタイム制度の「就業規則」への反映
・令和 5年 4月~ フレックスタイム制度の施行
【目標3】仕事と育児の両立支援を目的として、『就業規則』に定められた「育児・介護休業制度」について、法令を上回る制度を整備する。
〈 現在、「就業規則」に記載されている法令を上回る制度 〉
①「育児休業制度:3才まで取得可」
②「看護育児特別休暇:中学校就学の始期まで取得可」
③「育児短時間制度:小学校就学の始期まで取得可」
[対策]
・令和 5年 4月~ 育児中の社員を中心に両立支援のニーズを調査
・令和 5年 6月~ 新たに導入する制度の候補を立案
・令和 5年 7月~ 新制度導入の選定について労使検討会の実施
・令和 5年 8月~ 新制度の「就業規則」への反映
・令和 5年 9月~ 新制度の施行
女性活躍推進法に基づく行動計画
男女共に全社員が活躍できる雇用環境の整備を行うため、次のように行動計画を策定する。
⼥性が管理職(課長相当以上)として活躍でき、男⼥共に⻑く勤められる職場環境を構築するため、次の⾏動計画を策定する。
1.計画期間
令和5年7月 1日 ~ 令和10年6月30日までの5年間
2.課題
管理職(課長相当以上)10名全員が男性であり、女性管理職が不在となっている。
3.内容
【目標】
女性リーダーや目標となる女性管理職の育成と配置を計画し、女性管理職の割合を15%以上とする。
▶ 女性リーダーの育成と配置をサポートし、組織全体でのジェンダー平等と多様性の促進を実現する
[対策]
・ |
令和 5年 7⽉〜 |
ロールモデルとなる女性管理職の育成計画を策定する |
・ |
令和 5年 10⽉〜 |
メンタリング(先輩社員による助言・指導)とコーチング(管理・監督者についての指導)を実施する |
女性社員に対して経験豊富なリーダーによる助言・指導や、管理・監督者についての指導を行い、個別の指導や助言を通じて女性社員のスキルや自信を向上させ、管理職としての潜在能力を引き出す。 | ||
・ |
令和 5年 11⽉〜 |
女性社員間のサポートネットワークを構築する |
女性社員間でのネットワーキングや交流を促進するためのサポートネットワークを構築し、定期的なミーティングやイベントを通じて女性社員が互いに知識や経験を共有できる環境を提供する。 | ||
・ |
令和 6年 4⽉〜 |
リーダーシップ研修を実施する |
社員に対してリーダーシップに関する研修機会を設け、コミュニケーションスキル、チームビルディング、問題解決能力など、リーダーとして必要なスキルアップを提供する。 | ||
・ |
令和 7年 4⽉ |
女性社員が管理職を目指すロールモデルを創出する |
成功した女性リーダーや目標となる管理職の実例を共有し、ロールモデルとして位置づけることで、女性社員が管理職を目指し、自身のキャリアパスに自信を持つことを促す。 | ||
・ |
令和 7年 4⽉〜 |
女性社員の管理職への適正な配置を積極的に促進する |
女性社員の適性や能力に基づいて公正かつ透明な方法で評価し、管理職への配置を計画する。 |